柴田奈穂(しばた・なほ)
●ヴァイオリン

6歳よりバイオリンを仙崎明子氏に師事。
アストル・ピアソラの音楽を聴き衝撃を受け、1999年よりアルゼンチンタンゴのライブ活動を開始。
2002年、ピアニスト ミゲル・アンヘル・バルコス氏とダニエル・サンチェス氏の来日ツアー公演「タンゴ・アルヘンティーノ・ウナ・パシオン」(クリスタル企画)に参加。
2003年アルゼンチンに短期留学し、アストル・ピアソラと活動を共にしていたフェルナンド・スアレス・パス氏に師事する。以降、自身のタンゴ五重奏ユニットMapa Blanco をたちあげ関西ツアーを行うなど、本格的に活動を開始し、
2005年には弦楽アンサンブルを生かした編成でPlaza de Fuente (プラサ・デ・フエン テ)〜泉の広場タンゴ楽団〜 を結成。
2006年 夏、バンドネオンのワルテル・リオス氏をはじめとするブエノスアイレストップミュージシャンたちとファーストソロアルバム「ブエノスアイレスの冬」をレコーディング、秋に発表。 アルバム制作ではプロデューサーもつとめたピアニストのミゲル・アンヘル・バルコス氏を招聘し、日本でツアーを行う。
2008年、純粋なタンゴの編成で Tango Berretin 結成、大阪タンゴ主宰の定期的なミロンガにて同ユニットでレギュラー演奏を勤めている。
2009年2月 Plaza de Fuente のファーストアルバム「ベルデスクロアンド」発表。
これまで、タンゴ集団 EL FUELLE 全国ツアーに参加、テレビドラマ参加、タンゴ以外でも、原マスミ、さねよしいさ子、歌人 福島泰樹 など、多数のミュージシャンたちと共演。石川まぎ主宰ユニットシンフォニー宙メンバー。2009年発表のアルバム「星降るほたるの谷」は、映画「ヤング通りの住人たち」のサントラに起用された。
現在、タンゴで培った情熱的な音色を生かし、ジプシースタイルや即興など、ジャンルを問わず、全国各地サポートを含むさまざまなライブシーン、海外公演(これまでにアルゼンチン/フランス(エコロジーオーケストラ)/ロシア(メロンオールスターズ)/来年2月には下田逸郎氏のツアーでニューヨークオフブロードウェイ公演参加予定)、映画やサポートなどのレコーディングなどでも精力的に活躍中。
嵯峨美術短期大学卒業。            柴田奈穂 HP